アーティスト蓮美明子は、
陶芸の作品に関してだけでも、
彼女の作品には余裕があり、なぜか遊びを感じる。
それが品となって表れているから、
思わず手にとって触りたくなる作品なのです。
日々の器であっても、
彼女の作品は使っていても飽きがこない「用の美」を備えている。
彼女の器には何か想いを感じる力があって、だれにも負けない「勢い」もあります。
創作活動に入ると、工房にこもって一歩も外にでないほど「勝負魂」をもっています。
天真爛漫な性格と多彩な才能をもちあわせている彼女の個性は宇宙的です。
彼女自身が一番大切にしていることは、
「人を喜ばせたい、びっくりさせたい」という純粋な想いにあります。
彼女の創作活動の原点は「相手をおもいやる気持ち」
からきています。
「おもいやり」は「おもてなし」なのです。
大胆な作風の中に、彼女の人となりの優しさがどこか溢れている優しい作品なのです。
作品の仕上げ
彼女は金彩を使いこなす魔術を持っています。
24金で金彩をほどこし、
最後まで彼女をとりまく人々の喜ぶ笑顔を想い描き
作品を手に取る人々の笑顔を
想像しながら創り出した作品を
ぜひ、ご覧になっていただきたいと思います。